今日は風が無いせいか明け方はとても寒く氷点下だったのが、油ストーブの保温効力と隙間による強制放熱や風の通り抜けがないおかげで、珍しく10℃台を維持しながら出荷準備をすることができました。
防寒装備も相まって、とてもやりやすい日になりました。
そんな本日はロマネスコという野菜を収穫、出荷しました。
ロマネスコとは最近よくスーパーで見かけることがあるのではないでしょうか。
とはいえ、日本ではまだまだ新しい品種ではないかと思います。
ロマネスコはアブラナ科アブラナ属で、推測ですがブロッコリーよりもカリフラワー寄りの野菜かと思います。
特徴は、見てもらえたら一目瞭然!花蕾(からい/先端のつぼみ)がひとつひとつが円錐形になってらせん状に蕾が揃っています。
これがとても可愛いんですよっ!
黄色よりの黄緑で、「シャクほろっと」した食感で、ほんのり穀類特にいも系の甘みを感じる野菜です。
鮮度が良いものは生でもいけますよー!
おすすめは、包丁で茎の切れ目を十字に切り込みを入れて、手で割るかんじに各ブロックを崩していくと見た目も可愛いです。
それをシンプルに茹でて塩をかけて食べるのが野菜本来の味、甘みを感じれて良いです。
そんなロマネスコを栽培を始めたのは去年からです。
社長が面白そうとのことで、ブロッコリーを栽培ベースに、カリフラワーとロマネスコを始めました。
今季は畑都合でカリフラワーはお休みして、ロマネスコを2列栽培しています。
今とても良い感じに成長しているのが嬉しいです。
畑にあのアート作品かのような、観賞植物かのような野菜があるとニヤニヤしちゃいますね。
なんとか今良い感じになっているロマネスコですが、収穫時期は11月下旬から2月中旬です。
(当農園予定では12月上旬に出荷できるように育苗・栽培を調整していましたが、今になります。これも自然物、1ヶ月以上遅れても収穫できて嬉しいです)
ただブロッコリーのようにアントシアニンは出ないので、畑に置いておいても安心です。
冬季は春野菜の準備で畑が寂しくなるので、
出荷コンテナをネギ、白菜とともに彩ってもらおうと思います。