農業

種まき、とちょっと考え事


どうもです、滑川ぼっちゃん農園、ぼっちゃんです。

節分を超え、春に向かってそろそろ氷点下も少なく…、うーん、こちらはもう少しかかりそうです。
関東とはいえ、こちらの方は天気予報よりも2,3℃は低くみといたほうが、なんとなく予定通りになります。
家庭菜園や地域のコミュニティ畑などを管理してみてる方には、少し共感してもらえるかな。

まだまだ寒い中、当農園も春に向かって準備も始まっています。

前回あたりのブログでブロッコリーを種蒔きしたと書いた気がしますが、春からとれるミニトマトやきゅうり、レタスなども種まきをして、春の到来を感じさせる野菜が芽を出してきています。

当農園では育苗用のハウスがあるので、1週間に1回、1200〜2500粒ほどの種を蒔きます。

ハウスの中は、ある程度の気温が保たれるので、1週間ほど様子を見ると本葉が出てきます。
そうなれば、次のステップで、言葉の如く根回りをよくする必要があるので、乾き切らないように、毎朝チェックして、以降水をあげます。
(種を蒔くときは、土台となる土を湿らせているので、基本追加の水はあげません。)


本葉が出てきたら、ある程度放置しても大丈夫なので、次の種をまきます。
これからのシーズンが、毎週種蒔きタイムを作る必要があるのですよ。

ぜひ、皆さんにも種を蒔いて欲しいです。きっと意外と種って種っぽくないとか、なにこれ?みたいな身近だった野菜が、意外なスタートなことを発見出来るかも知れません。

話は少し変わりますが、僕は農家になる前、種蒔きって大切なことではあるけれど、そんなに重要視してなかったんです。

黙々とやらなきゃいけなくて、でも蒔くタイミングがよくわからないものとか思ってました。

いや、ほんとに。

農家になって毎回、色々勉強になります。
種まきについては、Think about from seed to harvest.
種から収穫について考える。ということをすぐに学びました。

そうなんです、種の時点で、収穫までのことを考えているんです。ということは、種蒔きはとても大切なイベントなんですよ!

終わりを考えて始める。
なんだか哲学的ではありますが、3ヶ月〜6ヶ月はその野菜のことを考えています。
多品目農家なので、たくさんの野菜を別々に、頭と手帳でスケジュール管理しています。
そうそう、就農でこんなに手帳を活用するとは思いませんでした。
初めて?3年、5年などの年手帳の有用性をとても感じました。

ふとした時に意外な思考がもわんって出てきて、勉強になります。

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