農業

ねぎぼうずで思い返す1年目の春


早1年。

そう。思えばもう農家になる準備を始めた4月になろうとしています。

あれから1年かあぁ。なんだと、実感が湧くような湧かないような。

たくさんの野菜に触れてきた気がする、いや、触れてきたんですけどね。

怒濤とまで行かなくても、朝日が上がってから日が落ちるまで、頭使いつつも、基本は体力勝負。

あんまし得意な分野ではないと思う。でも、なんだかんだついていけたのかな。

これも、待ってくれている人がいるってのと、週休制の農家をさせてもらえてることが要因かなぁ、と思ったのです。
(勝手に出店やイベント等の営業して仕事は増やしたり、減らしたりした1年でもありました。)

そんなこと思い出させてくれたのは、そう、ねぎぼうずです。

…大切なことなので2度お伝えしましょう。

キッカケは、ねぎぼうずですよ。笑

なんとも不思議なきっかけです。

この時期は種まきと育苗、冬から仕込んでいた野菜の出荷がメインになるんですが、その出荷物としても、育苗としても常時スタンバっているのがネギです。

今も着々と美味しく育っています、うちの長ネギさん。

うちは、ほぼ毎日2本1セットの、50セット程度のネギをスーパーや地元直売所に振り分け出荷しています。

冬から育てていたので、じっくり甘く、太いネギになりました。

ちょっと地域が離れていますが、実は深谷ねぎの生育条件が似ているんですよー

流石にブランド名はお借りできませんが、味は良い線行っていると自負しておりますっ!

そんなネギですが、季節的には、冬と夏の収穫があります。

夏に収穫するにはこのくらいの時期に、苗を植えます。

そこまでは全然予定通りなんですが、実は種まきや育苗に追われていくと、冬のねぎさんに春の訪れが…。

そう、ねぎぼうずが出てくるんですっ

春の芽吹きなので、こればかりは当然のことなんですが、やっぱりびっくりします。

そう思っていたら、去年もバタバタ分からないながらに、ちぎっていた記憶が思い浮かんできたのです。

なんでも聞かないと、何に対してもどう対処していいか分からないことばかりだった1年前が、懐かしい。

今は勝手に考えてやってみて、失敗したらごめんなさいって言えるように、知識と余裕ができました。

さぁ2年目の春。
のんびり、じっくり、野菜育てていきます。

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