農業

野菜版ホットカーペット!

こんばんは、滑川ぼっちゃん農園、ぼっちゃんです!

当農園でも、種まきが始まりました。

春野菜でブロッコリーもありますが、この時期から夏野菜のなすやきゅうり、ミニトマトも準備が始まります。
うちでは育苗ハウス(横15m級)があり、専業農家的には大きくないちょうどいいサイズ感の中で苗を育てていきます。

この時期は、二葉が芽を出すのも遅いので、育苗もそこそこ時間が必要です。

夏になると一瞬で成長してしまい、根が伸びるよりも早く、茎が伸び、機械植えるにはドキドキするぐらい徒長してしまうので、春の方がじっくり成長する分、苗としてはバランスが良いです。

土を育苗用ポットに入れての種まき…、そのままだと生育が上手くいかないので、うちでは、イネリカという肥料?乾燥抑制剤?をさらに撒き、棚を作り、不織布→穴あきトンネル→穴無しトンネル、の3段活用で、温度・湿度を保持し、生育を促しています。

そして今年からは、ホットカーペットならぬ園芸マットを導入しました!
ほんとに日々研究です。

園芸マットは、人間で言うホットカーペットで、温度設定をしたら、温度探知機をセットすることによって、設定以上の温度になるときはOFFになる。というシンプルだけど、とても助かる仕様になっています!

この時期は、ハウス内でも0度になりますし、芽が出るには生育の温度帯より少し高めの温度が必要になります。植物も芽吹きの方が、エネルギーを使うのです。

これで、うまく使いこなす事ができれば、今までは、農協や園芸店さんから苗を購入させていただいていたんものを、今後、農園内で管理する事ができることになります。

注文すると1ケース約1500yenで、ざっくり一回に30ケース、野菜ごとになるので、結構オーダーさせてもらったと思います。
金額も然りなんですが、それよりもいつ野菜が完成するかが1週間単位しか把握できないのが、1, 2日程度で把握できる様になったことが、1番嬉しいかもしれません。

この線引きは難しいところですが、天気や温度、風や地域的役割など、割と時間のゆとりがない事がこの1年で分かりました(肉体的に忙しいというより、やれる時にしかやれないプレッシャー?)

なので、明日明後日で予定を組み直せたり、天候によっては日程をズラそう、というのもできやすくなります。素直に嬉しい。

今後に期待です。

やりやすくなれば、少量多品目もより実施しやすくなるのではと思うので、都度経過をチェックしていきます。

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